のぎざかに、あえなかったなつ。
- キャストF
- 2016年8月30日
- 読了時間: 3分
12歳の紘未役のFです(*˙˘˙*)ஐ
キャストの他にも、衣装メイクと会計責任者をやらせてもらっています!
いよいよJK最後の夏が終わりそう...こんな日が来るなんて入学式の時には思いもしませんでした。笑 辛夷の準備に塾に模試に、とっても忙しかったけれどいい夏でした♡(たぶん) ちなみに去年の8/31は、総合の課題に手をつけないまま、乃木坂46のライブに行ってしまったという思い出の日です❤️✨←これはこれで最高の思い出。笑
そんなこんなで夏を振り返ったところで、わがクラスの演劇「きみがいた時間 ぼくのいく時間」、略して「きみぼく」について考えたことを書きたいと思います。
私がこの「きみぼく」を池袋の劇場で初めて観たときに思ったこと。それは「なぜ秋沢は、数か月前に再会したばかりの紘未を助けるために、39年前にしかタイムスリップできない、タイムカプセルに乗ることができたのか」ということです。 (この物語は、かつて恋人で会った秋沢と紘未が、秋沢の派遣留学からの帰国を期に再会するところから始まります。派遣留学の期間は5年間でしたが、出発前に秋沢は紘未と別れることを選んだのです。詳しくは、HPのストーリーを読んでね😊!)
こんなあてのない疑問を抱えながら、クラス一丸となって演劇のためにがんばった夏が終わろうとしている今、登場人物の人柄や思いに毎日どっぶり浸かった成果なのか、秋沢は、39年間待ち続けたというよりも、大切な紘未との人生を守るために懸命に生きていた結果、いつのまにか39年の月日が流れた、という解釈がしっくりくるような気がしました。言い換えるなら、秋沢にとっての39年間は「待つ」という我慢や忍耐ではなく、うーん、なんて言ったらいいのかな?笑
留学する前の秋沢は、紘未に対して一緒に来てほしい気持ちがありながらも、紘未にとってそれが幸せな選択ではないと考えたのでしょう。紘未もまた、荷物になってしまうのではないかと考えたのではないでしょうか? 5年間という時の長さは、そんなお互いの思いやりに、気がつくのに十分な時間だったのかも知れませんね。しかし、そんな思いを越えた二人を運命が翻弄するのです。
自分よりも相手の幸せを優先することが愛なのか、それとも、相手と共に幸せになろうと努力するのが愛なのか。どちらも間違いではない世界の中で、秋沢は、そして物語に登場する人物たちはどちらを信じるのか、そんなところも「きみぼく」の一つの見どころなんじゃないかな、と思います!
私もこれからの人生で誰かと出会うでしょう、もしかしたらもう出会えているのかも知れませんが。笑 私は、ちょっとおっちょこちょいで、かっこ悪くて、だけどいつも真っすぐ紘未を見ている秋沢のような人と、二人で幸せ探しのできる未来がきたらいいな、と思います👫
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました! 来て下さった方一人ひとりの辛夷祭を彩ることができるよう、残り一週間ちょっと、全力でがんばります🔥

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