秋を探して…
- 舞台監督O
- 2016年6月23日
- 読了時間: 2分
今年も山形からさくらんぼが届きました。季節の果物はしばしば、その時の出来事や思い出を象徴してくれます。辛夷祭のころには、梨や柿、栗といった秋の味覚が盛りを迎えていることでしょう。今は、深みを増してきたクスノキの木の下でキャスト練に励む日々です。
こんにちは。舞台監督です。キャスト陣はそろそろセリフが頭に入り、細かい動きもつけて、だんだんとシーンが流れるようになってきています。一方で音響や照明、大道具、衣装、PR…多くの役職が本格始動しつつあります。いよいよ夏が見えてきました。
さて、今回は、前の二人に比べてかなり軽く綴ってまいります。 舞台監督という役職柄、台本は繰り返し読んでいるのですが、この「きみがいた時間 ぼくのいく時間」という台本は、読めば読むほど新たな発見があって大変おもしろいですよ。ただ、ここで全てを明かしてはつまらないので秘密にしておきます(一応かなりわかりやすい伏線を冒頭に張っておきましたが)。ちょっとした遊び心や、さまざまに張り巡らされた伏線が実に見事です。辛夷祭当日、家に帰ってから「あ、そういうことか!」という爽快な気づきを、皆さんも是非体感してみてください。
そういえば、キャスト練を進めていく中で、次のような問題に出会いました。 「支配人」のイントネーション問題 しはいにん という5文字を、 し↓は↑い↑に↑ん↑ と言うか、し↓は↑い→に↓ん↓ と言うか… どちらもよく聞く気がしますが、日本語教育用アクセント辞典によると後者が正しいそうです。このような日本語の単語のイントネーションや一文の中の強勢の置き方など、普段の生活ではあまり意識しないような日本語問題が次々に現れます。私はもうこういうのが大好きなので、出てくるたびに勉強になるなあと思っています。いかに感情を乗せるか、巧く演じるか、ということの根底には、いかに自然な日本語(文)を発せられるかということがあると思います。場合によっては、敢えて日本語的に正しくない言い回しやイントネーションにしたりすることもあるでしょう。「正しい日本語」だけが正義とは限らないのですね。大変おもしろいです。
くだらない記事にお付き合いいただきありがとうございました。着実に前進している3年G組「きみがいた時間 ぼくのいく時間」 今後の動向に是非ご注目くださいね!
最後に、ちょっとクイズ。
育児見た 機械科学の ( ) ( )に入るのはどれでしょう。
①天才 ②玄人 ③凡人 ④素人
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